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平成26年度 第3回勉強会の報告

日時:平成27年3月22日(日) 午後1時半から4時半
会場:東京八重洲倶楽部 2・3会議室
参加者:34名
テーマ:住民・関係者と向き合い、地域を捉えられる新任期保健師の人材育成
内 容:
 1 保健所の管理的立場の保健師による管内保健師の育成
  本橋 千恵美(埼玉県狭山保健所 副所長)
  發知 雅子
  (埼玉県川越市保健所 健康づくり支援課健康づくり支援担当 保健師)
 2 近隣町村の保健師の協力による人材育成
  一ヶ瀬 礼子(山梨県市川三郷町 福祉支援課 課長)
  岸本 綾(山梨県市川三郷町 福祉支援課包括支援係 保健師)

 第3回勉強会は、平成27年3月22日(日)東京八重洲倶楽部の会議室において「住民・関係者と向き合い、地域を捉えられる新任期保健師の人材育成」のテーマで開催しました。話題提供は、山梨県市川三郷町と埼玉県川越市保健所、埼玉県狭山保健所から頂きました。指導的立場の保健師さんの人材育成の実際とそれを受け育成された新任期保健師の体験を聞き、参加者は34名でしたが、濃厚な時間を過ごすことができました。

【山梨県市川三郷町の事例】
 山梨県市川三郷町は「近隣町村の保健師の協力による人材育成」のタイトルで、管理者の立場から一瀬礼子さん(福祉支援課長)と、新任期保健師の立場から岸本綾さん(福祉支援課包括支援係)がお話し下さいました。
 一瀬さんは「新任期に地区診断を必ずやることとしている」「業務連絡会でみんな同じ方向が見れるようにすることが」新人育成のみならず、保健師活動を展開する上で重要と話されました。新人の岸本さんは「こうした峡南地区(5町)での業務に関する情報交換・事例検討・調査研究を通して、町を越えた仲間づくりがなされ、このつながりの中で新人保健師が育ってる。」と報告され、新人育成には、このような職場風土と保健師のみならず住民・関係者にも育てられる地域づくりが大切なことを学びました。

◆【埼玉県川越市保健所の事例】
 保健所設置市である川越市保健所からは、指導者の立場から富田雅子さん(川越市保健所健康づくり支援課)と新任期保健師の立場から發知雅子さん(同課)がお話し下いました。川越市では"保健師活動には地区担当制が不可欠"との認識から、保健師活動の抜本的な改革・改正に取り組むこととし、平成25年から地区担当保健師活動の試行をモデル地区を設けて実施していること、各課に教育担当者を設け、各課で新人の育成に当たり連絡会を実施していること、が紹介されました。
 新任期の發知保健師さんからは、この試行事業を担当することで地域に出て住民や関係者と相談し活動を企画することができ、保健師活動がたのしいと報告されました。さらに平成27年度の施政方針には、「地区担当保健師で保健活動を行うこと」が盛り込まれたことでした。

◆【埼玉県狭山保健所の事例】
 埼玉県狭山保健所副所長の本橋千恵美さんは3月末の定年退職を目前にして、これまで埼玉県として取り組んできた人材育成を総括されてお話し下さいました。県本庁としての取り組みとともに各保健所で実施する研修により市町村保健師と指導保健師を育てる意図を持つことが重要であること、研修受講後、新任保健師は現場でどのような実践を行うようになっているのか、忙しい中でも指導保健師から報告を受けていること、研修はやりっぱなしではなく研修の効果と研修内容が実践に活かせるように管理すること、また、これらの状況の共通認識を図るために、県・市町村保健師連絡調整会議を開催していくこと、の重要性について報告下さいました。

◆【質疑】
 話題提供後、川越市保健所の提供者と下記の様な意見交換がなされました。
Q:保健師教育では地区活動・地区診断を学ぶが、実際は業務担当が多い中、学校で学んだことは活かされたか
A:業務を持ちながら地区診断する原点に戻ることができた。
Q:業務担当ではなかったデータがみえたか
A:みえた
Q:業務をやりながら地区活動の時間はどのくらい持てたか
A:地区担当がすべてのライフステージにある住民を担うのはこれからである。今後5年計画で地区担当保健師が予防活動するという形を整えて行く。事務的なことは事務職、相談は保健師と、トップが保健師は地域に出ると言っているのが強み。保健師が叫んだだけではダメ、戦略を立てること、仕掛けが大事。仕掛けの一つとして震災派遣の報告会を、保健師活動を理解してもらうチャンスと捉え、市職員に保健師の役割を伝えた。

◆【グループでの話し合い・まとめ】
・保健所がどう新人を育てるか
・人材育成は学生指導から始まっている
・できない理由ではなく、できることを考えよう
・保健師の仕事を継いでいきたい。

◆【参加者のアンケートから】
・地域に出るのが楽しいという声に、勇気づけられた。
・若い保健師の2人が、生き生きと話され、このように育てたいと思った。
・県の立場で何ができるのか、確認できる機会となった。
・事例提供者の地域では人材育成の体制がきちんと整えられていて職員が同じ方向性を持って地域を見ていることがうらやましいと感じた。

*各事例提供者からの配布資料(パワーポイント等)は会員ページからご覧いただけます。

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